「伝える力」を鍛える LogiQrew⁺【ロジクループラス】

なぜ今「伝える力」が必要なのか~ロゴに込められた思い~

半年で「書く力」をつけ見事大学合格を勝ち取った卒業生

    きっかけ

ことの葉スクールに通うようになったきっかけは、志望校の試験科目に小論文があったことでした。国語が非常に苦手で、小論文の書き方などの知識もない私は、自分だけではどうすることもできないと判断しました。そこで、小論文指導をお願いすることにしました。

 

    ことの葉スクールの授業や塾長について

ことの葉スクールには、9月から通い始めました。小論文指導は、週に231.2時間程度していただきました。具体的な内容としては、まずは⑴課題への問題提起⑵課題に対する意見提示⑶意見の展開、根拠⑷結論のように自分の考えを書き出してレジュメを完成させてから小論文を書き始める癖をつけました。それと同時に専門分野の本や新聞を読み、知識を増やしていきました。福祉関係や特別支援教育関係を受験することが決まれば、塾長がそれぞれの専門書をたくさん用意してくださり、読みあさる毎日でした。小論文の書き方のコツは、自分の意見をはっきりさせることや自分とは反対の意見に対しての自分の考えや具体的な例を出すことなど、たくさんあります。塾長は、小論文の練習を積み重ねるごとに訂正を繰り返し、少しずつ私の頭に叩き込んでくれました。また、途中で行き詰まると、そのまま考え続けるのではなく、塾長とそのテーマについて話し合いました。その中で自分の考えが整理されたり、適切な言葉が浮かんだりしてスムーズに進めることができました。さらに、自分で書いたレジュメや小論文、新聞の切り抜きなどは、ファイルやノートに整理しておき、いつでも振り返ることができるようにすることがおすすめです。論文ノートやファイルは今でも大学の自分のロッカーに置いていつでも読めるようにしています。レポートなどの課題で行き詰まった時、どのような言葉を使うべきか、どのような文章構成にするべきか、ヒントとして使っています。

 

    ことの葉スクールに入塾して変わったこと

ことの葉スクールに通って、小論文への苦手意識はもちろん、メンタル面の強さも変化しました。私は、緊張するとお腹が痛くなることがよくありました。ことの葉スクールでは、勉強面だけでなく、生活面やメンタル面に対してのアドバイスもたくさんしてくださいます。9月からたくさんの大学受験と失敗を繰り返し、時には友人と同時に受験して友人だけ合格することもありました。悔しい思いや苦しい思いをするたびに塾長の励ましやアドバイスを受け、前向きに物事を考えられるようになりました。さらに、センターや模試の国語に対しての苦手意識が強く、点数も低かったのですが、ことの葉スクールに通い始めて「ことば」と向き合う中で苦手意識が少しずつ薄れ、点数も上がり始めました。

 

    合格まで

ここで、私の受験合格までの流れを説明したいとと思います。9月に私立大学の福祉関係の学部を受験しました。しかし結果は不合格。1度目の受験失敗はなかなか立ち直ることができませんでした。10月には私立大学経営学部を受験、11月には愛媛大学教育学部を受験し、いずれも失敗しました。何度も受験に失敗するなかで、「小論文でこう書けばよかった」「もうすこし速くレジュメを書くべきだった」と反省できるようになりました。そして、「次こそ受かりたい」という気持ちが学習意欲につながりました。そして2月の前期試験で愛媛大学教育学部特別支援教育教員養成課程を受験することに決めました。センターが終わってから小論文の勉強を中心に、一気に追い込みました。そして、前期試験を経て、私の受験がすべて終わりました。しかし、結果はまたもや不合格でした。受験を通して後悔していることは、受験期の私は将来に対しての軸がぶれていたことです。将来の自分像が掴めず、志望校、志望学部もギリギリまで決まらなかったため、小論文もいろいろな分野を勉強していました。もし、9月から特別支援教育の勉強をしていれば、結果は変わったかもしれないと痛感していました。

ところが、3月末に、愛媛大学から前期試験の追加合格の連絡が来ました。まさかの出来事でした。私は、塾長のびっくりした顔と喜ぶ顔が見たくて、直接伝えに行きました。その時の塾長の顔は未だに忘れられません。本命の受験を一度失敗し、追加合格をいただいたからそこ、自分が本当に勉強したかったことを専門的に勉強できることのありがたみを実感しました。また、喜びも何十倍も大きいものでした。

 

    後輩のみなさんへ

 

このような受験期を経て、私は現在愛媛大学教育学部で特別支援教育の勉強をしています。勉強、実習、遊び、アルバイトなど毎日忙しくも本当に充実した生活を送っています。この生活があるのも受験を乗り越えた自分と家族、学校の先生、そして塾長がいたからです。今は、勉強ばかりの毎日だとは思いますが、その時間あったからこそ、自分の好きな場所で好きなことを勉強できる幸せを感じるとともに、「あの時勉強してよかった」と心の底から感じています。自分の軸をしっかりと持ち、学校やことの葉スクールで、「ことば」に向き合ってほしいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

徳島北高校 卒業

愛媛大学教育学部特別支援教育教員養成課程 合格

T.Yさん  

小論文の授業内容レポート(保護者宛)の一部お見せします